2021年秋デビューのSUVタイプ新型トヨタ300系ランドクルーザー。2021年9月時点では納車まで約2年待ちとまで言われている大人気機種について、今回は、外装、内装、価格など展示車の画像とともにで紹介していきます。
目次
300系ランドクルーザーの外装(外観)周り
まずは、外装(外観)から見ていきます。
フロント外観。パット見た感じ現行の200系ランドクルーザーよりも一回り大きくなった印象。今回見たZXのサイズは、下記になります。(グレードZX比較)- 全長:4,985㎜(200系との差:+35㎜)
- 全幅:1,980㎜(200系との差:+0㎜)
- 全高:1,870㎜(200系との差:-10㎜)
- 重量:2,550kg(200系の差:-140kg)※車両重量
ただし、ベースグレードのGXなどは、全長4,950mm、全幅1,980mmなので、200系と同じサイズになっています。フレームが一新されてるラダーフレームをTNGAの思想に基づきプラットフォームを刷新。強度を維持したまま、大幅な軽量を実現しているとのこと。確かにカタログスペックじょうでは、かなり軽量化できていますね。試乗はできていませんが、走りの部分でスムーズ差がましているのではないかと想像します。デザインについては、最近のトヨタにある細目、大型グリルのありきたり感があり、賛否両論あると思いますが、個人的には、「ストームトルーパー」みたいで好きですけどね。
TNGAに基づく新プラットフォーム(ランドクルーザーHPより抜粋)
サイド周り外観。横に立つとわかりますが、約2mなのでかなり高いです。慣れている人は、問題ないとおもいますが、200系同様に乗り込む際の”よっこいしょっ”の状態は健在です。
バック外観。後ろのほうが 「ストームトルーパー」 感があるかも。デザインは、200系を踏襲しているような感じですね。
半面切り抜き。こう見ると結構面長ですね。パーキングサポートブレーキは全車標準装備。
フロントコンビネーションライト。プロジェクター式ヘッドランプ(オートレベリング機能付き)
「LAND CRUISER」のロゴ入っています。
シーケンシャルターンランプ(ZX、GR SPORTに標準装備)。個人的にこのクラスの車は全車標準にしてほしい。
LEDリアコンビネーションランプ。こちらもシーケンシャルターンランプ。 (ZX、GR SPORTに標準装備 )
テール・ストップ・シーケンシャルターン・バックアップランプ。
ボンネット。このくぼみは何のためにあるのかな。空気抵抗?
ルーフレール。こちらはオプション33,000円(税込み)。
サイドステップ。今回のZXはエアロ一体タイプ。ベースグレードのGXはオプション 33,000円(税込み)。
タイヤ・ホイール。265/55R20インチタイヤ&20×8Jアルミホイール。ZXは、スーパークロームメタリック塗装。その他グレードは、265/65R18インチタイヤ&18×7 1/2アルミホイール。ちなみにオプションでタイヤ空気圧警報システム(TPWS)というものがあるそうで、オプションで 22,000円(税込み)。便利といえば便利な機能ですね。
ドアノブ。鍵穴ついてる。
いまでは、当たり前になっているシャークフィン。300系ランドクルーザーの内装について
続きまして気になる内装を見ていきます。
200系と違い、最近トレンドの包み込むようなコックピット感のある運転席周りです。質はやっぱりトヨタさんの上位車種だけあって、チープさはほとんどありません。
二列目からの眺め。幅は1,980mmもあるので、やっぱり広いです。視点も高く、視界良好。ただ、若干Aピラーがデカいかな。
ハンドル。(すみません見切れています・・・)ステアリングスイッチは左が情報操作系、右が運転支援系(クルーズコントロールやレーンアシストなど)です。インパネは、最近のトレンドの全面液晶パネルではなかったです。(個人的にはこれは◎)
シフトノブ、インテリア。高精細12.3インチTFTワンタッチディスプレイ。ナビゲーションシステム、オーディオやスマホ連動、ETC2.0ユニットを搭載。もちろんトヨタのT-Connectも利用できるようです。車が大きいのでナビも必然的にこのぐらい大きくないと見ずらいかなと思いますね。シフトノブは、やや大きく180cmの比較的大男の私には握りやすいサイズです。(女性には少し大きいかもしれません)真ん中の「MODE SELECT」は、ドライブモードセレクトでZXは6種類(ECO、COMFORT、NORMAL、SPORTS、SPORTS+、CUSTOM)、それ以外のグレードは3種類(ECO、NORMAL、CUSTOM)のドライブモードを選択して走ることができます。。CUSTOMでいろいろいじりたいところ。デザインは普通かな。。。ミッションはDirect Shift-10AT(電子制御10速オートマチック)。
指紋認証スタートスイッチ。スマートキーを携帯し、かつ登録されている指紋が一致すればエンジンがかかるとのこと。(もちろんブレーキ踏みながら)指紋認証スターターの車は初めてだったので、かなり物珍しくみてしまいました。昨今、車の盗難が増えてきているので、自動車メーカーはこの辺のセキュリティ意識を高く持ってくれることはありがたいですね。どのうち、顔認証とかがベースになっていくのではないかなと思っています。
運転席、シート周り。ビニールかぶっているのでよくわかりませんが、本革ブラックです。
センターコンソールボックス。アームレスト下の収納スペース。十分な広さがあります。ここは、メーカーオプション(※ただしGXを除くグレード)ですが、クールボックスに変更できるようです。収納はペットボトル6本。価格は、71500円税込み。
オーバーヘッドコンソール。運転席、助手席間の天井スイッチ類です。(画像わかりにくくてすみません。。)
オーバーヘッドコンソールについてるサングラス入れ。十分な大きさ。
運転席側サンバイザー。照明付きバニティミラーとチケットホルダー付き。この辺は普通です。
運転席側ドア操作スイッチ。椅子のマークがついているスイッチは、マイコンプリセットドライビングポジションシステム、3通りのステアリング、シート、ドアミラーの最適ポジションを記録させておくことできるようです。(ZX,GRSPORT、VXに標準装備)
運転席右下、スイッチ類。ここにETCがあります。 300系ランドクルーザーの二列目
二列目シート。ビニールかぶっているのでわかりにくいですが、本革シートです。
3人シート。広さは十分かと。本当は真ん中のシート部分にセカンドシートセンターアームレスト(カップホルダー2個付き)があるので、ビニールの関係上、今回は見れませんでした。(GXを除く全車に標準装備)
二列目足元。運転席のドライビングポジションをちょうどいい位置にした場合の二列目足元。まぁ、広くもなく狭くもなくで大人が乗っても問題ないスペースです。 (筆者は180cmの大柄男性)
二列目の運転席のドライビングポジションを最も前の位置にした場合の二列目足元。助手席側はリクライニングを最大に後ろに倒した場合、これはほとんど座れないと思いますね。(筆者は180cmの大柄男性)
二列目の運転席のドライビングポジションを最も後ろの位置にした場合の二列目足元。これはさすがいに足元のスペースがつ潰れますね。 (筆者は180cmの大柄男性)
リアシートエンターテイメントシステム高精細11.6型ディスプレイ。ディスプレイのか幾度は-5度から30度に調整できます。
リアヒーターコントロールパネル。後部座席も左右独立した温度設定が行いるようです。HDMI端子があり、リアシートエンターテイメントに前席とは独立した映像を映し出すことができます。(ZX,GR SPORTにメーカーオプション)
リアドア側スイッチ類。ここにJBLのスピーカーがありました。 300系ランドクルーザーのトランク(ラゲージスペース)
大型のラゲージスペース。セカンドシートを倒した状態でサイズは幅1,320mm、奥行き1,865mm、高さ954mm。メーカーではゴルフバッグ5つとありますが、余裕で入りそうな感じです。おそらくキャンプ道具一式も問題なさそうな大きさです。
トノカバー展開のイメージ。
ラゲージスペース下は、スペアタイヤが収納されていました。300系ランドクルーザーのエンジン・その他
次はエンジンとその他機能を紹介していきます。
3.3L V6ツインターボディーゼルエンジン(F33A-FTV)
- 排気量:3.345L
- 最高出力(ネット):227kw(309ps)/4,000rpm
- 最大トルク(ネット):700・m(71.4kgf・m)/1,600-2,600rpm
3.5LV6ツインターボ(V35A-FTS)
- 排気量:3.444L
- 最高出力(ネット):305w(425ps)/5,200rpm
- 最大トルク(ネット):650・m(66.3kgf・m)/2,000-3,600rpm
100,200系といままではV型8気筒 4.6リッターガソリンエンジンを搭載していましたが、今回の300系で一新されています。ディーゼルは馬力はガソリンほどありませんが、トルクがある分運転は楽かもしれません。というか、ランドクルーザーの使い方としては、ディーゼルの下からのトルクが必要になる場面が多くなると思います。でもこの後グレードの話をしておりますが、下位グレードはディーゼルの選択がないので注意です。
エンジンルーム。今回の展示車は、3.3L V6ツインターボディーゼルエンジン(F33A-FTV)。V6なのでレスポンスがよく、低速ではシングルターボ、高速ではツインターボで加速するエンジン、燃費は9.7km/L。対してガソリン車は、3.5LV6ツインターボ(V35A-FTS)で、 燃費は8.0km/L 。
エンジンデカい。300系ランドクルーザー足回り・駆動方式・ブレーキ
- サスペンション(フロント/リア):ダブルウィッシュボーン式独立懸架コイルスプリング/トレーリングリンク車軸式コイルスプリング
- ブレーキ(フロント/リア):ベンチレーテッドディスク/ベンチレーテッドディスク
リア駆動(トレーリングリンク車軸式コイルスプリング)
チルト&スライド電動ルーンルーフ。ZX、GR SPORTは標準装備。VX、AXはオプションで110,000円税込み。このクラスには必須のアイテムですね。リセールにも影響しますし。
T-Connect Servicesのコード。ぼかしていますが、右側の白い部分にQRコードがあり、こちらで自身の車の情報を取得できるようです。
300系ランドクルーザー価格・グレード
最後に 300系ランドクルーザーのグレード別の価格(メーカー希望小売価格)を見ていきます。
- ZX ディーゼルエンジン:7,600,000円(税込み)※6,909,091円(税抜き) 北海道地区 7,631,900円(税込み)6,938,091円(税抜き
- ZX ガソリンエンジン:7,600,000円(税込み)※6,636,364円(税抜き) 北海道地区 7,325,300円(税込み)※6,659,364円(税抜き)
- GR SPORT ディーゼルエンジン:8,000,000円(税込み)※7,272,727円(税抜き) 北海道地区 8,031,900円(税込み)7,301,727円(税抜き
- GR SPORT ガソリンエンジン:7,700,000円(税込み)※7,000,000円(税抜き) 北海道地区 7,725,300円(税込み)※7,023,000円(税抜き)
- VX ガソリンエンジン:6,300,000円(税込み)※5,727,237円(税抜き) 北海道地区 6,325,300円(税込み)5,750,273円(税抜き
- AX ガソリンエンジン:5,500,000円(税込み)※5,000,000円(税抜き) 北海道地区 5,525,300円(税込み)※5,023,000円(税抜き)
- GX ガソリンエンジン:5,100,000円(税込み)※4,636,364円(税抜き) 北海道地区 5,125,300円(税込み)※4,659,364円(税抜き)
200系の最上級グレードZXが6,974,000円(税込み)だったので全体的に値上げされています。ただ、200系の中古価格が2021年9月時点で高騰しているようなので(すでに新車価格より高いものも)、今後も注文が殺到しそうな気がしますね。
まとめ
いかがでしたでしょうか? 300系ランドクルーザーを画像を中心に紹介してみました。豪華装備がいらないのであれば、価格や装備などで見るとAXグレードはコスパが高いように思えます。ただ、ディーゼルは捨てがたいのでお金に余裕がある人はGR SPORT以上を狙いたいところです。また、2021年9月時点で画像のようにランドクルーザーの納期目途についてのアナウンスがトヨタのホームページに出ております。ここでも場合によっては2年以上と記載があります。コロナの影響もあると思いますので、欲しい方は注文後気長に待つしかないようです。
※引用:トヨタホームページより
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