2020年11月26日の販売された人気スポーツワゴン新型スバルレヴォーグSTI。二代目となる今モデルに関して、外装や内装を旧モデルと比較しながら紹介していきます。今回のグレードはSTI SPORT EX（スポーツEX）の最上級グレードになります。
目次
二代目新型レヴォーグSTIの外装（外観）・エアロ
まずは、二代目レヴォーグSTI 外装（外観）から見ていきます。
二代目新型レヴォーグSTIのフロント画像。STI SPORTフロントバンパー装備（スカート部分はメッキ加飾付）二代目新型レヴォーグSTIボディサイズ
- 全長：4,755㎜（初代レヴォーグとの差：＋65㎜）
- 全幅：1,795㎜（初代レヴォーグとの差：＋15㎜）
- 全高：1,500㎜（初代レヴォーグとの差：-10㎜）
- 重量：1,580kg（初代レヴォーグの差：0kg）
- ホイールベース：2,670㎜（初代レヴォーグとの差：＋20㎜）
ボディサイズは、初代よりも大きくなっていますね。重量も同じです。見た目も初代を踏襲したようなデザインになっています。フロントランプは、いまいち好きではないデザインです。（フォレスターも同じですが、カニの爪みたいな形状）。このグレードSPORT EXにはアイサイトXが搭載されております。
二代目新型レヴォーグSTIフロントグリルとSTIロゴ。二代目新型レヴォーグSTIリア画像。リアデザインはかっこいいですね。マフラーは大型デュアルマフラー。STIロゴ入り。二代目レヴォーグは、スバルグローバルプラットフォーム×フルインナーフレーム構造という新しいプラットフォームを採用しています。スバルらしく走りと乗り心地を両立させるために高剛性と軽量化を実現したという内容。今回、試乗しましたが、確かに乗り心地は初代よりもかなり改善されているのを実感できました。 二代目新型レヴォーグSTIドアミラー。二代目新型レヴォーグSTIホイール、タイヤ。画像は、225/45R18タイヤ＆18インチアルミホイール（ブラック塗装＋切削光輝）。タイヤは、横浜のBlueEarth-GT（ブルーアース・ジーティー AE51。こちらのタイヤは、スバルと横浜が共同開発したものとか。この辺の専用タイヤなども走りと乗り心地に影響を与えているのでしょう。二代目新型レヴォーグSTIの内装について
続きまして気になる内装を見ていきます。
新型レヴォーグSTI運転席周り。本革シート（ボルドー/ブラック（レッドステッチ））。シートはアクセスキー対応の運転席シートポジションメモリー付き。新型レヴォーグSTI運転席シート。このボルドーは、最初なかなか良いと思いましたが、慣れるうちに少しうるさくなってくる印象です。ヘッドレストにSTI刻印。アームレストもボルドー（レッドステッチ）。アームレスト、開けるとこんなイメージです。大きすぎず、小さすぎずのサイズです。 新型レヴォーグSTI助手席周り。11.6インチセンターインフォメーションディスプレイ＆インフォテインメインシステム。ナビだけでなく、ラジオやテレビやスバル STARLINKなどの機能を装備。エアコン調節もここでコントロールします。そして画面は、最新のドライブモードセレクトの画面です。従来のSI-DRIVEと違いエンジン以外にもステアリング、サスペンション、AWDなどをすべて画面にてコントロール制御できるという代物。STIでは、モードとしてComfort、Normal、Sport、Sport＋、Individualが選択できます。（グレードGTとGT-HはIとSの2モード）。正直これが一番おどろきました。ナビでサスペンションの設定まで調整できるとは、すごい時代になりました。これは走り好きのファミリーパパにはうれしい機能だと思います。家族が乗るときはComfort、家族載せないときは、Sportと状況に合わせて変えられます。新型レヴォーグSTI本革巻きシフトレバー（ピアノブラック調＋ダークキャストメタリック加装飾）。ミッションはCVT（リニアトロニック（マニュアルモード付） 前進無段 後退1速）。燃費考慮とはいえ、個人的にはこのCVTはいまいち。新型レヴォーグSTIステアリング。左のスイッチが音声調整、右がスイッチがドライビングコントロール。STIは、ドライブモードセレクトをステアリングで調整できます。新型レヴォーグSTIインパネ。12.3インチフル液晶メーター。ノーマル画面。スピードメーター、タコメーターの2眼表示。フル液晶見にくい。。。こちらは地図画面モード。センターインフォメーションディスプレイにナビゲーション地図が表示される。これ、インパネにナビでるとインパネに送る視線の静止時間が多くなるので危なくないのかなと思ってしまいました。この他にアイサイト画面モードというものもあります。運転席右下スイッチ類。ここにETCが入る形です。 二代目新型レヴォーグSTIの二列目
続きまして気になる二列目を見ていきます。
新型レヴォーグSTI 二列目シート。こちらも 本革シート（ボルドー/ブラック（レッドステッチ）） 。新型レヴォーグSTI 二列目シート、運転席をちょうど真ん中の最適なポジションにした時の足元。十分余裕のあるスペースです。新型レヴォーグSTI 二列目シート、運転席を最も後ろにした時の足元。広くはないけど座れなくもないスペースです。新型レヴォーグSTI二列目シート、運転席を最も前にした時の足元。これはかなり広々でした。総じて二列目の足元は十分なスペースがあるので窮屈になることはないと思います。（初代に比べてかなり窮屈感はないですね）新型レヴォーグSTI、ISO-FIXチャイルドシートロアアンカレッジ。新型レヴォーグSTIリアシートセンターアームレスト（カップホルダー付き）新型レヴォーグSTIリア空調。USB電源二ヶ所付き。二代目新型レヴォーグSTIカーゴルーム
続いてカーゴルームです。
新型レヴォーグSTIカーゴルーム、容量としては561L。メーカーではゴルフバッグが横における設計となっているようで、キャンプグッズ一式も余裕で入る広さです。カーゴルームサイズ
- 荷室高：771㎜
- 荷室開口部最大幅：1,120㎜
- 荷室開口部幅手前：1,055㎜
- センター開口幅（リアアームレストの幅）：220㎜
もちろん、フルフラット可能。新型レヴォーグSTIリヤゲートロックスイッチ。アクセスキー携帯し、リアの六連星に体の一部を近づけると自動でリアゲートが開きます。閉めるときはロックスイッチで閉まります。二代目新型レヴォーグSTIのエンジン・ブレーキ
二代目新型レヴォーグSTIのエンジンスペックは下記の通りです。
二代目新型レヴォーグSTIエンジンスペック
- エンジン：水1.8L水平対向4気筒DOHC直噴ターボ
- 型式：FCB18（初代レヴォーグ：FA20）
- 排気量：1,795cc（初代レヴォーグ：1,998cc）
- 圧縮比：10.4（初代レヴォーグ：10.6）
- 最高出力：177ps(130kW）/5200-5600rpm（初代レヴォーグ：300ps(221kW）/5600rpm）
- 最大トルク：300Nm（30.6kgm）/1600-3600rpm（初代レヴォーグ：400Nm（40.8kgm）/2000-4800rpm）
- JC08モード燃費：16.5km/L〜16.6km/L（初代レヴォーグ：JC08モード燃費：13.2km/L）
- WLTCモード燃費：13.6km/L〜13.7km/L
二代目新型レヴォーグSTIのエンジンルーム。1.8のFCB1.8となりエンジンは刷新されています。軽量、燃費向上をねらってなのか、初代300馬力の驚異的なパワーはなくなり、トルク重視の街乗りに適したエンジンになっていますね。初代は1.6が売れていたと思いますが、個人的にはちょっと残念。 二代目新型レヴォーグSTI足回り、駆動方式
次に足回りとブレーキです。
- Fサスペンション：ストラット式（初代レヴォーグ：ストラット式）
- Rサスペンション：ダブルウィッシュボーン（初代レヴォーグ：ダブルウィッシュボーン）
- ブレーキ：F＆Rベンチレーテッドディスク（初代レヴォーグ：F＆Rベンチレーテッドディスク）
二代目新型レヴォーグSTI価格・グレード
最後に 二代目新型レヴォーグSTIのグレード別の価格（メーカー希望小売価格）を見ていきます。
二代目新型レヴォーグSTI価格
- STI SPORT： 3,707,000円（税込み）※3,37,000円（税抜き）
- STI SPORT EX：4,092,000円（税込み）※3,720,000円（税抜き）
二代目新型レヴォーグSTIのSTI SPORTグレードとSTI SPORT EXグレードの違い
STI SPORTグレードとSTI SPORT EXグレードの違いですが、STI SPORTから追加・変更される主な標準装備としては下記が追加になります。
- アイサイトXテクノロジー
- 12.3インチフル液晶メーター（レッドリング、STIロゴ入り）
- 11.6インチセンターインフォメーションディスプレイ＆インフォテインメインシステム
- コネクテッドサービス（SUBARU STARLINK)
アイサイトXやセンターインフォメーションディスプレイを考えると約30万の価格差であれば、STI SPORT EX一択だと思います。
まとめ
いかがでしたでしょうか？二代目スバルレヴォーグSTIを画像を中心に紹介してみました。先代と比べるとまったく特徴で生まれ変わった車になっています。先代からの乗り換えを考えている方は、十分試乗を行ったうえで、購入したいところです。
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